古くから伝わる伝統製法は未来への資源になる。「なにを次の世代に残したいのか？」「日本が世界に誇れるものは何か？」を視点に考えると日本の伝統美がいかに魅力的かを再認識させられる。職人的手仕事を大切につくる「伝統工芸品」としての日本酒を未来に残したい。そういう思いから而今を造る木屋正酒造は２００周年を機に生酛造りで高砂ブランドを復活させた。２０２０年から木桶も2本導入しものもリリースされる。
小売価格：￥5,５00-/720ml
原料米：山田錦
精米歩合：４５%
アルコール分：1５.５％
原料米：山田錦
精米歩合：４５%
アルコール分：1５.５％
味わい
香りは穏やか。特に優れているのは五味のバランス。甘味、うまみが広がった後、酸味と苦味で引き締まる。余韻は長め。
特徴
もろみのスターターとなる酒母の目的は優良な酵母と多量な酸を増やすこと。この酸を増やすところを乳酸菌に任せること。木の桶と櫂棒でお米と麹をすり潰すこと。できるだけ水分を低く、低温で濃糖状態で菌を誘導することにより、生酛特有の香りと複雑味が生まれる。
＊生酛には山田錦バージョンと雄町バージョンがある
＊生酛には山田錦バージョンと雄町バージョンがある
